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立ち絵の練習におすすめの参考画像17枚&描き方解説

更新日:2020.08.20

キャラクターデザインなどに必要になる「立ち絵」。シンプルなようで、描き方に悩まれる方も多いのではないでしょうか。「立ち絵を描きたいけど、全身を描くのは難しい」「いつも似たようなポーズになってしまう」そんな方には、写真を参考に立ち絵の描き方を練習するのがオススメです。
今回は、写真を元にした立ち絵の描き方を解説。写真素材から立ち絵を描く際のポイントや、練習用におすすめのフリー素材の写真をご紹介します。

※この記事の画像は、商用利用可のフリー画像サイト「Unsplash」より引用して掲載しております。

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写真を元にした立ち絵の描き方を解説。写真から人体のバランスや魅力的なポージングを学ぶ

海辺にたたずむ女性

海辺でたたずむ女性の写真を元に、立ち絵を描いていきます。視線や手元の表情に雰囲気がある写真です。

写真素材をペイントツールで開いて、写真レイヤーの上にラフを描くための新規レイヤーを作成します。
この時写真レイヤーは不透明度を下げて、これから描いていくラフの線が見えやすいように調節します。

2.人体のバランスやパーツを意識して写真をトレースし、ラフを描く

トレース

大きめのサイズの鉛筆を使って、人物をトレースしながらラフを描いていきます。
ただ人物をなぞるのではなく、人体のバランスやパーツの形、大きさ、配置を意識することが大切です。

また、自分の絵柄や、描きたいキャラクターの体格や個性に合わせて微調整することも必要です。
解説例では比較的リアル寄りの体格にしていますが、絵柄によってはもっと肩幅を狭めたり、首を細めに描くという方もいらっしゃると思います。

3.完成したラフにペン入れをする

ペン入れ顔

少し小さめのサイズのペンツールで先ほどのラフにペン入れをしていきます。
顔のパーツは絵柄に合わせて少しデフォルメします。
髪の毛もイラストらしく、いくつかの毛束にまとめて描いていきます。

4.画面を拡大しながらディテールを描きこむ

ディティール

洋服のディテールも、イラストらしくデフォルメをしながら描き込んでいきます。

細かい部分の描き込みは、画面を拡大しながら行うとやりやすいです。

骨格トレース 練習用におすすめのフリー素材とポイント解説

骨格トレースに用いた写真素材と、その他の骨格トレースの練習におすすめなフリー素材を掲載しています。

1.海辺でたたずむ女性

海辺にたたずむ女性
海辺でたたずむ女性の写真。視線や手元の表情に雰囲気があるので、そこを汲み取りながら描きましょう。

2.手すりに寄りかかりポーズをとる男性

手すりに寄りかかりポーズをとる男性
手すりに寄りかかってポーズをとる男性の写真。足をクロスさせたポーズや、手すりに体重がかかっている様子をよく観察して描きましょう。

3.腕をL字型にしたポーズの女性

腕をL字型にしたポーズの女性
腕をL字型にしたポーズの女性の写真。視線やポーズに力強さが感じられますので、強めのタッチで描くと雰囲気が出ると思います。

4.両手を肩に添えて、胸を張る男性

両手を肩に添えて、胸を張る男性
両手を肩に添えて、胸を張る男性の写真。少しアオリ気味の構図なので真正面から見るのとは顔の見え方が異なります。注意して描きましょう。

5.ひねったポーズをとる白いワンピース姿の女性

ひねったポーズをとる白いワンピース姿の女性
白いワンピースを着た女性の写真です。体をひねったポーズを取ることで生まれる曲線の流れを意識しながら描きましょう。

6.鉄骨の上に立つ男性

鉄骨の上に立つ男性
鉄骨の上に立つ男性を下から見上げた、アオリの構図の写真です。足元が大きく、頭の方が小さく見えます。遠近感が出るように意識してみましょう。

7.気をつけの姿勢で立つ女性

気をつけの姿勢で立つ女性
気をつけの姿勢で立つ女性。気をつけの姿勢を描くときは棒立ちのようになってしまいがちですが、写真から伝わってくる緊張感を絵にも表現できるといいですね。

8.森の中を歩く男性

森の中を歩く男性
森の中を歩く男性の写真。足元の体重のかかり方などをよく見て、立ち止まっているのではなく歩いているということが分かる絵が描けるといいですね。

9.ブランケットを頬に当てる女性

ブランケットを頬に当てる女性
ブランケットを頬に当てる女性の写真です。手や胴体がほとんど布に隠れてしまっていますが、見えない部分の身体の様子も意識して、バランスが崩れないように気をつけましょう。

10.後ろで手を組むふくよかな男性

後ろで手を組むふくよかな男性
後ろで手を組むふくよかな男性の写真。年齢や体型も幅広く描けると役に立ちます。首元のシワの様子などもよく観察してみてください。

11.布地の多い服をまとった女性

布地の多い服をまとった女性
布地の多い服をまとった女性の写真。体のラインが分かりやすい服装は描きやすいですが、慣れてきたらたっぷり布を使った服装も描いてみましょう。洋服の中に隠れた部分のバランスも意識しながら描いていきます。

12.ポケットに手を入れたポーズをとる女性

ポケットに手を入れたポーズをとる女性
ポケットに手を入れたポーズをとる女性の写真です。脚のラインが分かりやすい写真なのでよく観察して描いてみると良いと思います。

13.民族衣装姿の女性

民族衣装姿の女性
民族衣装姿の女性の写真。柔らかい布がつくるシワもよく観察しましょう。体のラインは衣装に隠れているので難しいですが、バランスに気をつけて描きましょう。

14.手を広げるポーズの女性

手を広げるポーズの女性
手を大きく広げたポーズの女性の写真。腕や足のライン、腕を持ち上げたことでできるTシャツのシワなどがポイントになりますのでよく見て描いていきましょう。

15.波打ち際を歩く男性

波打ち際を歩く男性
波打ち際を歩く男性の写真。腕の筋肉のつき方がわかりやすい写真なのでよく観察してみましょう。

16.カメラを構える男性

カメラを構える男性
カメラを構えたポーズの男性の写真。顔がほとんど隠れている分、ポーズや足の重心のかけ方などをよく見て表情を汲み取っていく必要があります。

17.着物姿でたたずむ女性

着物姿でたたずむ女性
着物姿の女性の写真です。着物は洋服とは構造が違うので、シワの出来かたなどにも特徴があります。写真をよく見て描きましょう。

画像引用元:Unsplash

(https://unsplash.com/s/photos/pose)

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まとめ

写真素材をもとにして立ち絵を描く手順や、立ち絵の描き方の練習におすすめの人物写真のご紹介でした。魅力的な立ち絵の描き方が分からずにお悩みの方は、ご紹介した写真をもとに立ち絵を描く練習をぜひ試してみてください。
人物写真を元に練習することで、人体のバランスや魅力的なポージングが理解できるようになると思います。


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