迫力のあるファイティングポーズがうまく描けない……。そんなときは、格闘技をしている人物の写真からポーズを理解するのがオススメ。体の捻り方や腰の入れ方など、絵を描く上での参考になると思います。
今回は、ファイティングポーズをジェスチャードローイングで解説。構える・打つ・蹴るといった人物の動作を、ドローイングで理解しましょう。ジェスチャードローイング用におすすめのファイティングポーズの写真もご紹介します。
※この記事の画像は、商用利用可のフリー画像サイト「Unsplash」より引用して掲載しております。
この記事の目次
ファイティングポーズの写真を使ったジェスチャードローイング
ジェスチャードローイングはモデルの感情・アクションを表現するスケッチです。モデルのポーズを1〜3分の短い時間で観察して描き上げます。
描き終えたドローイングからジェスチャーが伝わることを目標にしましょう。
ジェスチャードローイング① 屋外で左足を高く蹴り上げる男性
屋外で左足を高く蹴り上げる男性のジェスチャードローイング。衣服や体の流れなどモデルの特徴を捉えて、道着を着て蹴り上げているジェスチャーを表現しましょう。
今回のドローイングでは、クロッキー帳に筆風のサインペンを使って描いています。
クロッキー帳はB5サイズ辺りの小さいサイズなら、屋外でジェスチャードローイングをする際にも便利。筆風サインペンは芯が削れることがないので、安定した線を連続して引きやすいです。
ジェスチャードローイング② 足を開いて拳法の構えの姿勢をとる男性
足を開いて拳法の構えの姿勢をとる男性のジェスチャードローイング。大きく開いた両足がしっかりと地面についており、安定した構え方をしています。ドローイングでは重心の安定感を表現しましょう。
ジェスチャードローイング③ 上半身を傾かせて右足を高く蹴り上げる女性
上半身を傾かせて右足を高く蹴り上げる女性のジェスチャードローイング。思い切り蹴り上げているポーズからは、足の可動域の限界が分かります。伸ばした足のラインを勢いよく表現したいですね。
ジェスチャードローイングの練習は気軽に取り組むことができ、絵を描く量も増やせるのがポイントです。たくさんドローイングをすることにより経験が蓄積され、人物のポーズが描きやすくなります。
ファイティングポーズ ドローイング用におすすめのフリー素材とポイント解説
ファイティングポーズのジェスチャードローイングに用いた写真素材と、その他のファイティングポーズのフリー素材の写真を掲載しています。
1.屋外で左足を高く蹴り上げる男性
2.足を開いて拳法の構えの姿勢をとる男性
3.上半身を傾かせて右足を高く蹴り上げる女性
4.左手を構えながら右足で膝蹴りをする男性
5.腰を深く落として掌底を放つ男性
6.ヘッドギアをつけてファイティングポーズをとる男性
7.右手を伸ばして飛び蹴りを放つ男性
8.左膝を上げて対戦相手に攻め込む男性
9.ボクシンググローブをつけてファイティングポーズをとる女性
10.両手にトンファーを持って右膝を上げる男性
11.ボクシンググローブをつけて右手でパンチを打つ女性
12.サンドバッグを左足で蹴る男性
13.左半身を前に出して、拳法の構えの姿勢をとる女性
14.ボクシングの試合で、対戦相手の顔にパンチを打つ男性
15.ボクシンググローブをつけてトレーニングをする男性
16.右手を伸ばして拳法の構えの姿勢をとる男性
17.飛び込んできた相手を右足で蹴る男性
画像引用元:Unsplash
まとめ
ジェスチャードローイングの解説や、ファイティングポーズの参考用におすすめの人物写真のご紹介でした。
構える・打つ・蹴るなどのアクションポーズが苦手な方は、人物写真を参考に練習をしてみましょう。勢いのあるファイティングポーズが描けるようになると思います。