ボトルの形状やラベルのデザインが魅力的なウイスキーボトルは、インテリアや写真・イラストの題材としても人気があります。ボトルの質感や半透明な琥珀色を表現するためのポイントを掴んで、素敵なウイスキーボトルのイラストに仕上げましょう!
そこで今回は、ウイスキーボトルの描き方をTwitterでまとめていらっしゃった、でんさんの解説から、ウイスキーボトルの塗り手順や色をつける際のポイントを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
この記事の目次
おしゃれなウイスキーボトル(瓶)の塗り方
ウイスキーボトルの線画を描く
当解説では、『World Whisky』(著:Charles MacLean/DK社)を参考にウイスキーボトルを描いています。
まず最初に、資料を見つつウイスキーボトルの線画を描きましょう。
ボトルネックの部分では、ボトルの厚みが見えることを意識しています。底が見えているのも可愛いポイントとのことです。
ウイスキーボトルの下塗りをする
次は下塗りです。ラベルの箔押しは、線画の色を変えて再現しているとのことです。
ガラスの集まるところは暗く、底面は明るくなっています。部分ごとに色が変わってくるので、気を配りながら塗っていきましょう。
瓶の形と質感を意識して不透明ブラシで塗る
さらに、不透明度60%くらいのペンを使って上からゴリゴリ塗っていきましょう。
ボトルの円柱形と質感を意識して陰影を塗り、ウイスキーの色合いにも深みを出しています。フチ部分には、反射光が入ってくることにも気をつけましょう。反射光は彩度が低く、明度を少し高くしているとのことです。
ハイライトを入れ透明感を出す
通常レイヤーにハイライトを描き込みます。
明度の高い色を使って、部分的にはっきりとした光を加えています。ボトルネックのくびれの角っこが光っていると、可愛いとのことです。机に乱反射している光も描くと、ウイスキーの透明感が表現できます。
ウイスキーボトルの色味を調整して完成
オーバーレイレイヤーで色味を調整します。
ボトルのくびれ付近をオレンジ色で、ボトルの底付近には薄緑色で、オーバーレイを入れています。文字が見にくいとのことで、フチをなぞっています。
さらに陰影やハイライトの追加、背景の明るさの調整など、気になる部分を修正してウイスキーボトルの完成です!
まとめ
ウイスキーボトルの塗り方の解説でした。透明な物体の塗り方が分からずにお悩みの方や、お酒やボトルをオシャレに描きたいと思っていらっしゃる方は、でんさんの解説を参考にしてみてください。
最後に、でんさんのTwitterとSkebをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
でんさんのTwitterはこちら
でんさんのSkebはこちら