自分はどのくらい「色」を認識できているのだろう? 色覚能力を確かめたい時は、インターネットで「色彩テスト」を受けてみましょう。色彩テストには、色覚の異常を確かめるものからエンターテイメントとして楽しめるものまで様々な種類があり、色を感知する能力を計測することができます。
今回は、色彩テストを公開している無料のWebサイトをご紹介したいと思います。
色彩テストで色覚能力をチェックしよう
グラデーションを利用した色彩テスト「カラーIQテスト」
カラーマネージメントソリューション事業を展開しているx-rite社のサイトでは、色覚能力をチェックできる「カラーIQテスト」が公開されています。色相を扱う職種の評価などで使われている「ファンズワース・マンセル100ヒューテスト」に基づいており、信頼性のあるテストです。
テストの方法は簡単で、両端に固定されたタイルを元に、ドラッグ&ドロップでタイルを色相順に並び替えていきましょう。並び変えが終わったら、「テストを採点」をクリックします。
採点結果の画面では、スコアとレーダーチャートが表示されます。
スコアが低いほど色覚能力が良好で、最高点は0点とのことです。レーダーチャートには、認識力が低い色相の範囲が表示されます。
色覚に問題があるかどうか測定する色彩テスト「Color Blindness Test」
「Color Blindness Test」は、色覚異常の種類と度合いを測定するために作られた色彩テストで、世界中の多くの人々が使用しているオンラインテストとのことです。
画面の中に隠れている数字のキーを押して、テストを進めていきましょう。数字が分からない場合は「Unsure」ボタンを押し、何も書かれていないと思ったら「Nothing」ボタンを押します。
オプションを変えることで、図形を認識するテストに変更することもできます。
テストの終了後は、「No, thanks. Continue to test result.」リンクを押すことで、メールアドレスを登録をしなくても結果を見ることができます。
色覚が「通常」と診断されれば、最大100万色を見分けることがきる「NORMAL COLOR VISION」が結果欄に表示されます。色覚に異常があると診断された場合は、どの色が見え辛いのか、種類と度合いが表示されます。
まとめ
色彩テストのWebサイトのご紹介でした。色覚能力を確認したいと思っていらっしゃる方は、オンラインの色彩テストで、色の認識力を計測してみてください。
x-rite 「カラーIQ(色彩感覚)テスト」
EnChroma 「Color Blindness Test」