絵が上手い人は綺麗な線をさらりと引く印象があります。どうすれば思い通りの線を引けるようになるのでしょうか? ストロークの長さに着目したり、綺麗な線を引くための線画の練習方法を考えてみると、絵の上手い人に近づけると思います。
そこで今回は、「線の射程距離」についてTwitterでまとめていらっしゃった、おにぎりまんさんの解説から、思い通りの線を引くためのポイントや、線の練習方法を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
思い通りの「線」を引くための線画の練習方法
「線の射程距離」について
①線の射程距離とは?
線の射程距離とは、一筆の動作において「自分の思い通り」に引ける線の長さの限界のことを指します。また、絵が上手い人と下手な人の差は、「いかに思い通りの線を長く描けるか」にあるとのことです。
②図形の「◯」で比べてみると
線の射程距離の長さを、「◯」のストロークで比較しています。
絵の描き始めの頃など、最初は思い通りに描ける線の長さが短いので、重ね書きになりがちとのことです。反対に、線の射程距離が長い人は、簡潔な線を引いています。
③実際の絵で見てみよう
実際の絵で比較してみても、線の射程距離が短いと線がゴチャゴチャとしていますが、射程距離が長い場合は線がスッキリしています。
④射程距離が長いことのメリット
線の射程距離が長いことのメリットを挙げています。
〔1〕線が簡潔でキレイに見える
〔2〕筆のスピードが上がる(重ね書きが減るから)
〔3〕描いてて楽しい(脳内の完成絵とのギャップが減るから)
「線の射程距離」を伸ばすための練習方法
※ご紹介する内容は、あくまでも練習法の一つです。
①模写をして脳と手のギャップを把握
模写をすることによって、手がどれほど脳からの要求に応えられるのかを知ることができます。曲線、直線、丸、四角などを模写して、どれが苦手な形か確認してみましょう。
②射程距離の長さを伸ばすには?
線の射程距離の長さを伸ばすために、大小様々な大きさの図形を描きましょう。自分の描ける限界の長さを把握するためとのことです。
射程ギリギリの大きさで線画の練習をして、慣れたらさらに大きい図形へステップアップしていきましょう。
③射程距離内の精度を上げるには?
射程距離内の精度を上げる方法を解説しています。
〔1〕「◯」を左回り、右回りのそれぞれの方向から描く(逆向きから描けると、手の能力が飛躍する)
〔2〕一度描いた「○」をもう一度なぞる(全く同じ○が描けるまでやる)
④どのように図形を描いているのか
実際に、どのように図形を描いているのか、例を載せています。
大小様々な「○」や線や四角など、図形はなんでもよいので、毎日数をこなして線画を練習することが重要とのことです。
まとめ
思い通りの線を引くためのポイントや線画の練習方法の解説でした。絵が上手い人のように線が引けない……、長いストロークが苦手でごちゃごちゃした線になってしまう……、とお悩みの方は、おにぎりまんさんの解説を参考に、線の射程距離を伸ばすトレーニングをしてみてください。
最後に、おにぎりまんさんのプロフィールをご紹介します。
おにぎりまんさんはイラストレーターをしていらっしゃり、ココナラでイラストのご依頼を受け付けていらっしゃいます。Twitterでは他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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