色々なポーズのキャラクターイラストを描きたいのだけれど、ポーズの種類が多すぎて、特定のポーズしか上手く描けない…。苦手なポーズや、描いたことがないポーズは、どうやって描けばよいのだろう?
そこで今回は、イラストを描いていらっしゃる方や、画力を上げたいと思っていらっしゃる方におすすめの、「ポーズ集」の本をご紹介したいと思います。
この記事の目次
ポーズ集の使い方
ポーズの参考にする
キャラクターイラストを描く際には、立つ・歩く・走る・座る…といったように、場面に応じて様々なポーズを描くことになります。走っているキャラの手の振り方や、座っているキャラの足の見え方など、ポーズ集の本を参考にすれば、描き方を理解することができます。
模写やトレースして使う
ポーズ集を横に置いて参考にしただけでは、上手く絵に落とし込めない…。多くのポーズ集は模写やトレースの利用を許可しているので、ポーズを模写したり、上からなぞるようにしてイラストを制作することもできます。
ポーズ集によって素材の利用規約が変わってくるので、よく確認してから使いましょう。
練習の材料として使う
ポーズ集の本はイラストの練習用にもオススメです。人物の写真やイラストが、衣服・ポーズ別にまとめられているので、模写などの練習材料にしやすく、画力の向上にも役立ちます。
イラストにおすすめ ポーズ集の本
新ポーズカタログ
『新ポーズカタログ』シリーズは、女性の基本ポーズ編・男性の基本ポーズ編・二人のポーズ編・壁を使ったポーズ編と分かれており、人物のポーズを様々なアングルから撮影した写真をまとめています。人の目線(アイレベル)から撮影した写真の他にも、俯瞰やアオリから撮影した写真も載せています。
絵の分野では重要な骨格や筋肉といった人体の基礎から、模写やトレスで練習をするのに最適なポーズ集です。
だらっとしたポーズカタログ
『だらっとしたポーズカタログ』シリーズは、日常生活で見られるような、だらっとした自然なポーズを収録しています。日常生活・女子高生・サラリーマン・和装の男性…と、巻ごとにシチュエーションが決められているので、描きたいイラストに合わせてポーズ集を購入することができます。
衣服の種類の紹介や、写真から絵を描き起こす際のポイントもメイキング形式で解説されているので、イラスト制作にはオススメのポーズ集です。
【マール社?4月新刊】
— マール社 (@MAAR_sha) March 19, 2020
『だらっとしたポーズカタログ5
和装の男性』
着物・袴・書生袴・浴衣でだらだらごろごろしている、日常感満載のポーズ集です⛩
4/22発売予定。予約受付中です?編I
マール社https://t.co/jUgaax9Lm2
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瞬間連写アクションポーズ
『瞬間連写アクションポーズ』シリーズは、アクロバットなシーンを連写したアクションポーズ集です。蹴る、固める、倒れるといったバトルシーンでよく出てくるポーズを、人気アクションゲーム・人気アクション映画の演出を担当した会社がまとめています。
画面作りに拘った、迫力のあるパースや構図で撮影されているので、アクションアニメのシーンや、アクション漫画のコマを描く際の参考資料にもオススメです。
ハイパーアングルポーズ集
『ハイパーアングルポーズ集』シリーズは、俯瞰やアオリからのアングルなど、普段の生活ではお目にかかれない、トリッキーな写真を数多く載せているヌードポーズ集です。遠近感を強調した写真が多く、構図の迫力も重視しています。
一般的なポーズ集では見られないような、ダイナミックなポーズ・アングルで模写やクロッキーをしたい方や、漫画やイラストで迫力のある画面作りをしたい上級者の方にオススメです。
そのまま使える女の子ポーズ500
『そのまま使える〜ポーズ』シリーズは、キャラクターの日常的なイラストをまとめたポーズ集です。キャラクターの全身ポーズの他にも、描くのが難しい「手」の部分をピックアップしてまとめた巻も販売されています。
頭身やポーズをデフォルメしたキャラクターイラストをまとめているので、実在の人物写真のポーズを絵に落とし込めずにお困りの方や、イラスト制作用のポーズ集をお求めの方にオススメです。
まとめ
イラスト用や練習用にオススメの、ポーズ集の本のご紹介でした。ポーズ集は、写真やイラストのデータが入っているCD-ROMが付属していたり、電子書籍化されている本もあったりと、デジタルイラストの参考や練習にも活用しやすくなっています。皆さんも、使用目的に合った、使いやすいポーズ集を探してみてください。