「キャラは描けるけど背景は苦手」という方は、いい練習法が無いものかと思われるのではないでしょうか。
そこで今回はToy(e)さんのツイートから、背景を作って行く練習方法を学んでいきましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
キャラクターが描ける人は、背景素材も描けます
背景イラストを描くには、まず
1.伝えたい情報を整理する
2.画面のレイアウトを決める
3.陰影バランスを考える
4.モチーフを描き込む
…といった手順を踏みます。
ただ、こういったレイアウトや陰影バランスは、ある程度画面全体を描き込んでからでなければ絵的な良し悪しが判断できないので、容易に練習できるものではありません。
それならばキャラクターを描くように、
・山や木といった個別の素材(≒キャラクター)を用意し、それらを配置する
(レイアウトの練習)
・フォトバッシュ的に陰影を調整する
(陰影バランスの練習)
…と、手順を逆にして行うと、疑似的に背景イラストを描けるのではないでしょうか。
1.素材作成
背景に使えそうな素材を個別に描いていきます。
山、空、雲といった素材が使い易いでしょう。
2.素材配置
1で作成した素材を配置します。
各パーツは拡大縮小ツールで調整しながら揃えていきます。
パッと見で、画面構成上違和感が無ければOKです。
3.加筆調整
全体の陰影を調整しつつ、お好みでキャラクターを加筆します。
4.仕上げ
色味が画面全体で馴染むよう調整し、細部の仕上げを施して完成です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
複数の背景素材を貼り込んで組み合わせ、1枚の絵にするというやり方は、キャラクターを描いて画面の中に配置し、絵として完成させるやり方と似通っていると言えるのではないでしょうか。
背景を描けるようになるいい練習方法は無いかと迷っていらっしゃる方は、Toy(e)さんの解説を参考にしてみてください。
最後にToy(e)さんのTwitterをご紹介します。
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