室内のイラストを描きたいのだけれど、インテリアをパースに合わせて配置するのが難しかったり、部屋の奥行きの感覚が掴めない…。部屋やインテリアの簡単な描き方はないだろうか?
そこで今回は、間取りを自由変形して背景を描き起こす、簡単な部屋の描き方をご紹介したいと思います。
部屋(インテリア)の簡単な描き方
間取りかいて自由変形してその上に家具を建設するとめっちゃ簡単にそれっぽくかけるスゲーーーー便利〜〜〜〜〜〜 pic.twitter.com/kMvpcHjdTe
— しゃくろく (@syaqroq) January 4, 2020
Twitterで流行っていた、間取りから部屋や家具を描く方法のご紹介です。
動画の手順で実際に部屋を描いてみましょう。
1.間取りを描く
まず最初に、部屋の間取りを描きましょう。部屋の大きさや、椅子、机、ベッドといった家具の位置を直線ツールなどで簡単に描いています。
2.自由変形する
描いた間取りを、ペイントツールの自由変形ツールで変形させます。自由変形で傾ける度合いによって、パースや奥行き、完成後の部屋の見え方が変わります。
3.パースの補助線を引く
自由変形した間取りに合わせてパース線を引きます。部屋の左端と右端の線から橙色のパース線、部屋の上端と下端の線から水色のパース線を引いています。
家具の作画をしやすくするために、パース線をさらに細かく分割しています。
4.家具を立体的に作画する
準備が整ったので、家具を描いていきましょう。自由変形した平面の間取りから、家具を立体的に作画します。
解説イラストではベッドを描いています。ベッドの縦方向の線は橙色のパース線に合わせ、ベッドの横方向の線は水色のパース線に合わせます。さらに高さの線を引いて、ベッドを立体的に作画します。
(本来なら高さの線にもパースがつきますが、やや遠景で傾きが見えづらいので垂直に線を引いています。)
机、椅子、テーブル、本棚なども同様にして、橙色のパース線、水色のパース線、垂直の線に沿って立体的にします。
・パースがつかない間取りの絵で大きさを決めているので、部屋や家具の対比を合わせやすい。
・自由変形した間取りのアタリがあるので、家具の配置が掴みやすい。
・間取りをペイントツールの機能で傾けているので、奥行きが正確に掴める。
間取りを自由変形して描き起こすことで、難しい部屋の背景を簡単に描くことができます。
まとめ
簡単に部屋や家具を描く方法のご紹介でした。部屋の奥行きの感覚が掴めずに悩んでいらっしゃる方や、家具の作画が難しいと思っていらっしゃる方は、間取りを自由変形して作画する手順を試してみてください。