イラストに「汗」の表現を入れたいのだけれど、透明な質感の出し方が分からない…。質感の表現方法が分からない時は、メイキング講座で手順やポイントを覚えるのがよいと思います。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
この記事の目次
汗のデジタルイラストの簡単な描き方を解説します
リアル寄りの汗の描き方のメイキング講座を紹介します。
汗の描き方ステップ1~2 形をとってハイライトを描く

1.影色で形をとります。
2.ハイライトをメインとサブの二箇所に入れます。
汗の描き方ステップ3~5 影を調節し、水滴の投影を描く

3.影色の中、サブのハイライト側をぼんやりと明るくします。水滴を立体的に仕立てます。
4.水滴の投影を描きます。これで水滴がより立体的になりました。
5.お好みで水滴に映る光を強調するため色味をのせたり、水滴により屈折する光のハイライトを追加して、汗の完成です。
汗の描き方 補足

解説中のハイライトのメイン・サブは、独自の呼称とのことです。
・メインハイライト…光源から直接反射した光。
・サブハイライト…どこかから回り込んできた光。メインのハイライトより小さめに描く。
メイキングの汗の描き方は、絵柄によって合う合わないがあるとのことです。ベースとなるイラストがアニメ塗りなどのシンプルな塗り方だと、漫画的表現の汗のほうが適していたりするので、当解説のリアル寄りの汗の描き方は合わないかもしれません。
汗の描き方は様々な水滴に応用ができます

汗の描き方を応用して、オレンジジュースや墨汁など、様々な水滴を表現することができます。
まとめ
リアルな汗のメイキングでした。イラストで汗の表現を入れようと思っていらっしゃる方は、壁埋 まり夫さんのメイキングを参考にしてみてください。
Pixiv 「壁埋 まり夫さん ちょっとリアルな汗の描き方」
最後に、壁埋 まり夫さんのPixivとTwitterをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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