イラストやアニメーションでよく見かける、画面の光を強調する「フレア」の表現。イラスト内にフレアの演出を入れる際には、覚えておきたいポイントがあります。
そこで今回は、イラストにおけるフレア表現についてTwitterでまとめていらっしゃった、ハンカチさんのイラストから、フレアの形状についての解説を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
※当記事では、イラスト表現の解説を趣旨として「フレア」という用語を使用しています。分野によっては、異なる用語を使用する場合があります。
この記事の目次
光の表現 フレアについて
まず最初に、イラスト表現のフレアがどのようなものなのかを見てみましょう。
解説の風景イラストは、外からの光を強調するためにフレアを入れています。フレアの形に着目してみますと、形が多角形になっています。
今回はフレアの形状について考えてみましょう。
解説イラストのような多角形のフレアは、カメラレンズの絞り羽の枚数に依存して形作られます。
また、カメラの絞りは眼の虹彩に相当します。虹彩は円形なので、人間の目線からのフレアの形も円形になります。
多角形のフレアを描き込んだ場合、作品はカメラからの目線になるとのことです。フレアの形状によって演出の意図が大きく変わってくることは、ぜひ覚えておきたいポイントです。
また、ハンカチさんはイラストを印象的にするために、絞り羽が5枚・6枚でできるフレアの形状を好んでいるとのことです。
フレアの表現を用いているイラストやアニメーションを見かけた際は、フレアの形状に着目してみるのも面白そうです。
まとめ
人間からの目線とカメラレンズからの目線で、フレアの見え方がどのように変わるのか、光の表現についての解説でした。光を強調するためにイラスト内にフレアを入れようとお考えの方は、ハンカチさんの解説を参考にしてみてください。
最後に、ハンカチさんのTwitterとPixivをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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