背景を描く技術やノウハウは知らないのだけれど、背景絵を描いてみたい!背景が描けなくてお悩みの方は、シルエットに比重を置いた絵や、素材を活用して背景絵を完成させる方法を考えてみましょう。
そこで今回は、簡単な背景講座をまとめていらっしゃった、ウララさんの解説イラストから、「1時間でできる!シルエットで描く簡単背景講座」を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
この記事の目次
シルエット素材を使った背景講座
1時間でできる!シルエットで描く簡単背景講座を見ていきましょう。
使用するソフトはPhotoshopで、下記に使用素材や参考講座のサイトURLを記載しています。
シルエットデザイン
オシャレでつかえる紙テクスチャ、40枚そろえました。
Pixiv 「少し踏み込んだグロー効果 in Photoshop」
背景なんて描けない!でも描きたい!といった方には「シルエットデザイン」がオススメです。
シルエットデザインでは数多くのシルエットの素材を、イラストなどの用途で無料で使用できます。
今回の講座は、シルエットデザインの素材で簡単に背景を描くことを目的としています。
解説イラストの背景絵を描く手順を説明していきます。
(1)まずは適当な色合いでグラデーションを描きます。
(2)地平線を黒色で描いていきます。
(3)シルエットデザインから素材をお借りして、風車のシルエットを置きます。
(4)草ブラシで草を描きます。草ブラシは作成している方も多く、検索などでも多く見つかるので探してみましょう。
(5)星を描きます。白丸をいくつか描きましょう。
(6)描いた白丸をコピーや縮小、回転を使用して、星を増やしていきます。
(7)星を描いたレイヤーの合成モードをオーバーレイにします。
(8)星レイヤーをオーバーレイにしたまま複製&ガウスぼかしの処理をします。
(9)さらに、もう一度複製&ガウスぼかしの処理をします。
(10)メリハリをつけるために、色付きの星を何点か描画します。
白丸で描画→レイヤー効果の光彩(外側)で描いています。
前述の色付き星のレイヤー効果のパラメーターの一例です。
(11)流れ星を描きます。
解説イラストのような線を、白色で描きます。
(12)適当なサイズに縮小して配置します。
レイヤー効果の光彩(外側)を設定します。
流星の光彩パラメータの一例です。
レイヤー効果がないペイントソフトをお使いの場合には、星を作成する手順で用いた「複製→ガウスぼかし」で代用することができます。
複製した流星の色を変えたり、オーバーレイやスクリーンなどの合成モードを重ねることで調整ができます。
(13)流れ星を複製&縮小をして配置します。
流れ星のレイヤーを何枚も複製することで、流星群を作ることができます。
(14)テクスチャをオーバーレイで貼ります。
解説で使用するテクスチャは、前述した参考サイトの古紙テクスチャ2枚です。お好みのテクスチャを使用しましょう。
(15)風車が目立たないので、黒色のシルエット全体を複製してシルエットのレイヤーの下に配置して、色相変更で白色にした後でガウスぼかしをかけています。
(16)このままでは少しさびしいので、ヘラジカを配置します。
ヘラジカもシルエットデザインさんから素材を借りています。
(17)ヘラジカを複製→ガウスぼかしします。
(18)仕上げにグロー効果をかけて完成です!
グロー効果の詳細は、前述した参考サイトで解説されています。
短い時間で素敵な背景に仕上がりました。
シルエットの組み合わせは無数にあり、素材を貼り付ける発想力が重要とのことです。
みなさんもシルエット素材を使った背景絵を描いてみましょう!
まとめ
シルエット素材を活用した背景講座でした。背景が描けないのだけれど背景イラストを作り上げたい…とお悩みの方は、ウララさんのシルエット素材を使った背景講座を参考にしてみてください。
最後に、ウララさんのPixivとTwitterをご紹介します。
他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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