キャラクターデザインに行き詰まったときの考え方は？「キライ」なものからキャラを作ってみる。

自分の「キライ」からキャラクターを作る

学生時代や、ゲーム会社に勤めていらっしゃった時の経験を元にした個人的な意見とのことです。
自分の「キライ」からキャラクターをデザインする方法を見ていきましょう。

キャラクターデザインの作業は楽しいけれど、同じようなキャラクターばかり出来上がってしまう…。そんな時は、デザインに「キライ」を盛り込んでみましょう。

「自分のキライな要素」を出す

自分が女性（男性）だった場合に、付き合いたくない人を考えてみましょう。平社員、お金がない、不潔、不健康…と「キライ」な要素を挙げていきます。
また、「どんな職業がピッタリか」も考えてみましょう。営業で殴られてそうなサラリーマンを例に、付き合いたくない＝関わりたくない人間へと考えを広げていきます。
「平社員で金が無い上に不潔で不健康、隈があって怪我ばかりしている。仕事ができないうえに約束を守れない。社会人としてのマナーがなっていない失礼な人。」と、まとまりました。

「好きな外見」にする

次は、外見を考えていきましょう。不潔、怪我、隈、だらしない…といった「キライ」な要素を入れつつ、「顔だけなら好きなのに」と思えるような自分のフェチも入れていきます。内面と外見を関連付けながらも「好き」な要素も忘れないようにしましょう。

「ギャップ付け」をする

さらに、キャラクターの性格を作っていきます。ギャップ萌えを意識して、ダメ要素と良い要素を考えていきましょう。
「平社員でだらしなく、お金の管理も下手くそで常にぎりぎりの生活。おまけにいつも不潔なボサ髪と薄汚れたシャツを着ている。」ダメ要素を設定しています。
ダメ要素のギャップとして、「職場ではだらしないが普段は弱いものを見過ごせない性格。困っている人がいたら身体を犠牲にしても守るため、いつも怪我をしている。大切な人の前では心配させないよう、飄々とした性格で明るくふるまう。結構寂しがり屋。」と、良い要素のカバー設定も作っています。

「自分のキライな要素」を出し、「好きな外見」にして、「ギャップ付け」をする、３ステップでキャラクターをデザインしています。駄目な主人公を考える際には特にオススメの方法とのことです。

まとめ

自分の「キライ」からキャラクターをデザインする方法のご紹介でした。オリジナルキャラクターのデザインがマンネリ化してお悩みの方は、ぐりだそうむさんのキャラクターデザインの解説を参考にしてみてください。

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