秋から冬にかけては果物の中でも特にメジャーな「りんご」の旬の季節です。りんごを描く際のポイントや塗り方のコツを覚えて、美味しそうな果物のイラストに仕上げましょう!
そこで今回は、りんごのメイキングをPixivにまとめていらっしゃった、もくずさんのメイキングから、りんごを描く際の手順や塗りのポイントを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
りんごメイキング
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りんごのメイキングに入る前に、光原と影の基本の考え方を見てみましょう。
左上に光原がある場合に、光や影、落ち影、反射光がどの範囲にできるのかをイラストで解説しています。丸い形のりんごを描く際は、球体のボールと同じような光の当たり方ということを意識しておきましょう。
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ベタ塗りでりんごのシルエットを作ります。
りんごを塗る際には、常に解説イラストの矢印のタッチの方向で描いていきます。りんごの上部中心のへこんでる部分から外側に広がるように、りんごの立体に沿ってタッチを作っていきます。
平筆でざくざく塗っていきます。りんごの右上から光が当たっていることを意識して、陰影をつけていきます。
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右上に光原があるので、解説イラストの印で囲まれた部分に反射光が当たります。
つぶつぶを描いてふじりんごらしくします。
また、ところどころにりんごの中身の色や、彩度が高めのピンクや黄緑を入れて、美味しそうな色合いにします。透明水彩で塗る場合は、最初のベタ塗りは赤ではなくりんごの中身の黄色を使用するくらいなので、必ずこの手順を加えているとのことです。
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りんごのヘタを描きます。
接地面にりんごの落ち影を描きます。球体なので影は奥の方まで落ちるとのことで、右下の図解を参考にしましょう。
落ち影を描き終えたらりんごのイラストの完成です!
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もくずさんのりんごをアレンジしたイラストです。透明感が溢れてグラスのような質感が伝わってくる、綺麗なイラストに仕上げていらっしゃいます。同じりんごの形でも様々な表現方法があるんですね。
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新鮮なりんごの美味しさが伝わってくるかのようなりんごのイラストです。皆さんもメイキングの手順を追って、リアルなりんごに仕上げてみましょう!
まとめ
りんごのメイキング講座でした。秋をテーマにしたイラストにりんごを描きたいと思っていらっしゃる方は、もくずさんの解説を参考にしてみてください。
最後に、もくずさんのPixivとTwitterをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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