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簡単にイラスト画力を上げる練習方法をご紹介。一日5分の練習で効率良く!

更新日:2019.06.19
5分の練習で画力を上げるアイキャッチ

画力を上げるための効率の良い練習方法は何だろう?イラストや漫画などの表現の基盤となる「画力」をどうにかして高めたいと、日夜悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
そこで今回は、絵の練習方法についてPixivにまとめていらっしゃった、AOKOさんの解説から、短時間でできる画力向上のための練習方法について見てみましょう!

※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。

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画力を上げるための修行法

はじめに

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AOKOさんが行なっている、3つの練習方法についてご紹介します。
絵を描くスピードや、何も見ないで絵を描く力、画力を底上げすることができます。
練習は一日5分から行うことができるので、暇を見つけて取り組んでみるとよいかもしれません。

5分の練習で画力を上げる2

練習を始めるにあたり最も重要なことは、「毎日、自分の目標(向かうべき場所)を確認しつつ、それに向けて何らかの行動を行う」とのことです。

メモ帳やクロッキー帳の頭のページに、「こういうことをやってみたい」、「このクロッキーを使い終える頃にはこんな風になっている」ということを絵や文で書いておき、トレーニングの前に見ましょう。
自分のやりたいことを認識しつつ、その目標を実感できるぐらいまで細かく分けておくとよいとのことです。

①クイックドロゥ

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概要:脳内にある絵のイメージを強く認識しながら描く力を高めます。

目を閉じながらテーマを決めて、自分の頭の中にあるイメージを紙に描き出します。

5分の練習で画力を上げる4

頭の中に描いているイメージと、紙の上に出来上がったものとのギャップに悶えてしまうかもしれません。
手を動かして描いている間に、頭の中にあるイメージを綺麗な形で思い出せなかったり、イメージが霧のように消えてしまったりと、戸惑うかもしれません。

戸惑ったりするのは当たり前のことで、ギャップを自覚できるのは意味があるとのことです。
誰にも見せないので、怖がらずにどんどん描きましょう。

初心者の方は、線を大して引かないうちに「これで完成でいいだろう」と思ってしまいがちですが、3〜5分でよいので、手を動かしたり頭の中でイメージをいじってみるのが良いです。
「頭の中にあるイメージに連動して手を動かす」ことは、クイックドロゥの練習の中で重要な要素となっています。

②シャドーイング・ドロゥ

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概要:地に足のついた骨太な構成力を養うために、脳内のイメージと目の前に出来上がった作品に忠実になります。

クイックドロゥに似ていますが、今度は目を開けながら絵を描きます。
普段描き慣れないモチーフで、アウトプットに特化した練習を行います。
時間をとりながら毎日行うことが、重要とのことです。

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シャドーイング・ドロゥは練習用の本(やさしい人物画など)と組み合わせて行うと、大きな効果を発揮します。

なんとなく描き始めるのではなく、脳の中で「これを描くぞ!」と決めておきましょう。
忠実に描写するという作業が、意味を持つようになります。
クイックドロゥ同様、1分ほど好きなものを見つめた後に行いましょう。
「思っていたものとこんなに違う…」という感覚は、始めのうちは苦痛で、「出来てないな…」と悩みがちですが、受け止めるようにしましょう。

③ボールペン模写

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概要:自分の認識の歪みを理解するきっかけを得ると同時に、絵を描くために必要な「物を見る目」を養います。

ボールペンを使って好きなモチーフを模写しましょう。
好きなマンガ、映画のワンシーン、憧れのクリエイターの作品、自分の手など、対象は何でもよいとのことです。

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ボールペン模写を行うことで、「自分が対象を見た時に、線をどのように評価しているのか」ということに敏感になることができます。

人間の目は完璧ではなく、心の中の問題という意味でも、目に映った像という意味でも、情報を歪めて取り込んでしまっています。
模写が終わったら、モデルにしたものと見比べて、フィードバックを行いましょう。

また、ボールペンを使うことで、「間違えたら後がない」という意識が働くため、絵を描く際の集中力が上がるとのことです。

ボールペン模写は、自分の弱点に気がつくための、大きなヒントになるとのことです。

修行を行う上でのヒント

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人が何かを描こうと思った際に頼りになるのは「頭の中に入っているイメージ」ですが、このイメージは、抽象化された状態で扱われています。
そのため、特別な訓練をしない限り、抽象化されていることに気がついたり、イメージを自由に引き出すことは困難です。
今回ご紹介した3つの練習方法は、これらの力を無理なく鍛えることを目的としています。

模写というのは、対象の細部を知覚することで、対象に関する知識や、観察眼を養う訓練として位置づけることができます。
これは重要なことで、「描く」ことに限らず、普通の人では見逃してしまう細部でさえも、気づくことができる力が求められてきます。

また、模写とは別に、頭の中にある像を自由にイメージして、組み立て、絵として描く力を鍛えることも大切になってきます。

3つの練習は、一日5分という短時間で行うことができますが、余裕があれば、3つを組み合わせて練習メニューを組んでみましょう。
例えば、最初にボールペンを模写した後に、模写した内容を思い出しながら、目をつむってクイックドロゥを行ないます。
ひとしきりガッカリしたところで、今度はシャドーイング・ドロゥで、イメージがどういう形で抽象化されているのかを確認してみましょう。

5分の練習で画力を上げる10

地道な練習を毎日続けることは、覚悟も要求されてきます。
ですが、リターンは有り余るほど大きいものなので、是非、クイックドロゥ、シャドーイング・ドロゥ、ボールペン模写の練習に取り組んでみてください。

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まとめ

一日5分から行うことができる、画力向上のための練習方法を知ることができました。画力が上がらないとお悩みの方、どんな練習をすればよいのか迷っていらっしゃる方、短時間でできる練習方法をお探しの方は、AOKOさんの解説を参考にしてみてください。

最後に、AOKOさんのPixivをご紹介します。
他にも素敵なイラストや描き方講座をご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!

AOKOさんのPixivはこちら

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