イラストや漫画などの創作活動の原動力となっている「モチベーション」。モチベーションが下がってやる気がなくなってしまった時は、モチベーションの正体を具体的に考えてみると、解決するかもしれません。
そこで今回は、モチベーションについてTwitterにまとめていらっしゃった、びっぐさきさんの解説イラストから、モチベーションの正体について見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
イラストのモチベーションの正体
承認欲求
・誰かから認められたい!褒められたい!という欲求。
・共感や賞賛を求める心、あるいは社会的な帰属欲求。社会の中で生きる、人間という動物にとっては本能的な欲求。
・承認欲求が強い人は、社会的に孤立して病んでいる人や、評価されたいのに実力が足りない人が多い。
・人に褒められたり、何がウケるかなど、世の中の需要や流行に敏感に反応することができる。
・ある程度上手くなって評価されることが増えたり、お仕事を貰うなどして社会的認定を受けると、自信がついて安定する。
探求欲求
・知りたい、できるようになりたい!という欲求。
・美や感動の正体を掘り下げ、より深く理解したい。あるいは技術を習得して、もっと高みを目指したいという欲求。
・内的な成長を求める心。
・探求欲求が強い人は学者肌。考えすぎて、頭でっかちの理屈屋になっている人もいる。
・あまり周囲の影響を受けない欲求。
・"going my way"(自分の道を行く)秘訣?
・分からないことにぶち当たると減衰する。
憧憬
・憧れ、恋。
・作品や作家、キャラクターに憧れ、一体になりたい…と思う心。あるいは、もっとも根源的な欲求。
・憧憬が強い人は、子供のような純粋な心を持つ人か、あるいは幼い子供そのもの。
・多くの場合、単純な模倣という形で表現される。
・子供が大人の真似をするような形で、一般的には大人になるに連れて失われる。
表現欲求
・アイデアやイメージを表現したい!表現することの喜び、楽しさ、達成感を求める心。
・絵を描くことの楽しさ、そのものを愛する心。
・自分自身を表現したい!という顕現欲で、とにかく、表現したい!と思う心。
・表現欲求が強い人は芸術家肌で、表現することに尖っていき、しばしば常人の感性を飛び越えてしまう。
・アウトプットすることで落ち着く。
・ガス欠になったり、うまく表現ができない時は、インプット期に入るとよい。
まとめ
4種類のモチベーションの源についての解説でした。イラストや漫画のやる気がなくなってしまった時は、創作に対する自分自身の欲求がどこにあるのかを考えて、原点に立ち返ってみるのもよいと思います。
最後に、びっぐさきさんのプロフィールをご紹介します。
びっぐさきさんはイラストレーターをしていらっしゃり、ソーシャルゲームの案件をメインにご活躍していらっしゃいます。
TwitterやPixivでは、他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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