風景画を描き始める前に、画面のどこに何を描くのか、「構図」を考えなければなりません。様々な自然物が存在する風景イラストを描いた経験が少ないと、構図から戸惑ってしまいそうです。
そこで今回は、風景画の描き方をPixivにまとめていらっしゃった、松村上久郎さんの解説イラストから、風景画の構図の考え方を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
風景の描き方
まず最初に枠を描いてから、構図を考えましょう。
実際に1つの画面を作ってみた方が燃えるとのことで、ムリヤリ描いてみるとのことです。
体当たりで描いてみると、何かが見つかることもあるとのことです。
風景は大まかに3つのパートに分かれているとのことです。
とりあえず、石・草・岩を使います。
これらの自然物だけでも、かなり"遊べる"ことが、風景の良いところとのことです。
①前景に、石・草・岩といった要素を置きます。
②中景に、メインの要素を好きな形で置きます。
③遠景に、雲・山・岩といった要素を、細く、薄く置きます。
草は1つでも根気よく描けば、それなりの賑わいになるとのことです。
大きさや葉の広さを変えて遊んでもよいとのことです。
岩の凸凹は、元の形からカットして考えたり、凹凸の線を加えて表現しています。
岩のくぼみは、凹みの形を考えて影を入れています。
2分割した岩の片方にベタなどを入れて、最暗部を表現しています。
まとめ
風景画の構図の考え方を知ることができました。これから風景画を描き始めようとしていらっしゃる方や、風景画の構図作りに苦戦していらっしゃる方は、松村上久郎さんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、松村上久郎さんのプロフィールをご紹介します。
松村上久郎さんはVtuber、バンド・デシネの作家をしていらっしゃり、絵の描き方の書籍『心にのこる絵の描き方』、『辛くならない絵の描き方』をご出版していらっしゃいます。
PixivやTwitterでは、他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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