イラストや写真で重要な役割を持っている「構図」。構図の考え方が分からないので、毎回同じようなイラストになってしまう…。様々な構図やポーズでイラストを描きたいのだけれど、何かよい方法はないだろうか?
そこで今回は、構図の考え方をTwitterにまとめていらっしゃった、のらさん(@noraobake)の解説イラストから、図形遊びから構図を考える方法を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「のらさん 図形遊びから構図を考える」Pixiv 「のらさん 図形遊びから構図を考える(補足つき)」
この記事の目次
図形遊びから構図を考える
上の解説イラストでは、画面に4つの丸を描いています。
均等な状態で、全体が同じように見えています。
下の解説イラストでは、左上の丸を大きくして、色も変えています。
左上に視線が集まることがわかると思います。
主役と脇役を作って、絵を見やすくしているとのことです。
画面の丸の数や位置を変えたり、丸ではない別の図形に変えてみましょう。
一番左の解説イラストでは、大きな丸が一つ、小さな丸が三つの、1対3の配置になっています。
これを絵にすると、画面左上の大きな丸の箇所にメインキャラクターの顔が配置され、三つの小さな丸の箇所にモブキャラクターの顔が配置されます。
大きな丸が描かれていた位置にある、メインキャラクターの女の子の顔に、閲覧者の視線が集まることになります。
同様の手順で3対1の構図、2対2の構図、1個だけピョコっと出ている構図を作っています。
人物が一人のときも、画面の丸から構図を考えることができるとのことです。
一番左の解説イラストでは、大きな丸の箇所にキャラクターの顔、小さな二つの丸の箇所にキャラクターの手を配置して、ポーズを作っています。
丸の箇所を膝や足といった別のパーツでうめることもでき、図形からキャラクターのポーズや構図を作り出すことができます。
まとめ
複数の丸から、構図やキャラクターのポーズを作り出す方法を知ることができました。毎回似たような構図やポーズになってしまってお悩みの方は、のらさんの解説イラストを参考に、画面に置いた図形から、構図やポーズを作っていく方法を試してみてください。
最後に、のらさんのTwitter、Pixivをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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