漫画を描いているのだけれど、難しい部分が多すぎて作業が全く進まなくなってしまった…。漫画が描けなくて悩んでいるのは自分だけなのかな?他の人は漫画を描く上で、どのようなことを考えているのだろう?
そこで今回は、漫画についてTwitterにまとめていらっしゃった、しのとさんの解説イラストから、漫画が描けない原因やコマの割り方を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「しのとさん 漫画を描く上で難しいこと、漫画を描く時に考えていること」この記事の目次
漫画を描く上で
描けない原因
難関その1:物語を考える
漫画の物語を考えることは、一番楽しい部分ではありますが、漫画家志望の方や、「面白い話」を考えなければならない場合、途端にハードルが上がってしまいます。
面白さ、メッセージ性、話に矛盾が生じていないかなど、数多くのポイントを吟味しながら話を考えることは大変そうですね。
難関その2:コマを割る
絵は描けるけど、漫画が描けない方にとっての難所となっています。
この紙にどうやってコマを割り振っていけばよいのか、コマ割りに慣れていないと詰まってしまいそうですね。
難関その3:絵を描く
コマに応じて様々なアングルや構図でキャラクターや背景を描かなければならず、同じキャラクター・背景の絵に見えない!描けない!といったことになってしまいがちです。
1枚絵と同等のクオリティを、全コマで維持することも難しそうです。
難関その4:台詞を考える
絵で伝えきれなかったことを台詞で補おうとして、台詞が長文になってしまいがちです。
話の展開はできているのに、台詞まわしが上手く行かずに詰まってしまうこともよくあるとのことです。
難関その5:ペン入れ・ベタ・トーン
トーンを入れすぎてごちゃついたり、下書きの方が良かったのではないかと思ってしまうこともあるとのことです。
難関その6:描いた漫画が面白くないと感じる
日常的に使用している漢字が、「こんな漢字だったっけ…?」と、ふと疑問に感じることがあると思います。
漫画でも同様に、「この漫画は面白くないのでは?」と、ふと疑問に感じてしまうことがあるとのことです。
勢いに任せて短期間で描いた漫画より、長い時間をかけて描いた漫画ほど、この現象が発生しやすいとのことです。
漫画投稿者が漫画を公開する際、上記の現象により自信がなくなっていることが多いので、批判的な言葉は投げないようにしましょう!
コマ割り/アングルの考え方
最後に、しのとさんのコマ割りの考え方をご紹介いたします。
映画やドラマの撮影現場のように、監督やカメラマン、美術班といったスタッフが、視線誘導、アングル、演出を確認しながら、コマを割っています。
監督の演出意図やカメラマンの動き方を意識しているので、コマの流れが掴みやすく、読みやすい漫画が描けそうですね!
まとめ
漫画を描くことの難しさ、コマ割りの考え方を知ることができました。漫画が上手く描けないのだけれど、悩んでいるのは自分だけなのだろうか?コマの割り方やカメラアングルは、どのように決めればよいのだろう?漫画を描くことに自信が持てなくなってしまった方や、漫画を描く際の考え方をお探しの方は、しのとさんの解説イラストを参考にしてみてください。
最後に、しのとさんのプロフィールをご紹介します。
名前:しのと
毎月1日、ソフトテニスweb漫画「顧問など!」執筆・公開中。
Twitter、Pixivでは他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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