5月5日はこどもの日。こどもの日までにイラストを一枚仕上げたいのだけれど、電車の中やちょっとした空き時間もイラスト制作に使いたい!イラストをスマホで作成する方法はないのだろうか?
そこで今回は、スマホ・タブレット用アプリケーション「ドットピクト」を使用したメイキングをTwitterモーメントにまとめていらっしゃった、かぶとやさんの解説イラストから、鯉のぼりのドット絵メイキングを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「かぶとやさん ドットピクト(鯉のぼりメイキング)」メイキング
鯉のぼりの描き方
それでは、鯉のぼりのイラストメイキングを見ていきましょう!
イラスト制作のアプリケーションは「ドットピクト」を使用しています。
パレット:はんなり
サイズ:64×64
に設定します。
ざっくりとイラストのイメージを描き、背景のイメージも固めておきます。
今回の鯉のぼりのイラストでは、背景に空と日本家屋の屋根をつけていきます。
ドット絵は線の角を取ると、滑らかな線になるとのことです。
解説イラストの左と真ん中の線の打ち方を参考にしましょう。
上の鯉のぼりの線を整えます。
下の鯉のぼりの線も整えます。
バケツを使用して、鯉のぼりをイメージしていた色で塗ります。
とりあえず、口の部分も影として塗っておきます。
鯉のぼりの尻尾も作りつつ、この辺りで背景も打っていきます。
背景は、空と家で分けて、家の上部には空の薄い色を入れます。
この空の薄い色の部分は、物体が空気の層で色が薄まって見える空気遠近を意識しているとのことです。
イラストの全体像が見えてきたところで、細かい作業に入ります。
まずは、1匹目の鯉のぼりの鱗を描いていきます。
鱗はゆるく波を作って色を置きましたが、色が薄く浮いてしまったので、明るい色を潰したとのことです。
下の鯉のぼりについても、鱗の模様を作って影をつけていきます。
影の部分は一段階色を暗くしたのを選んで、打ち直しているとのことです。
背景を描き込んでいきます。
屋根瓦やビルの見え方はどのように描いてもよいのですが、形を整えて凹凸を出していきます。
奥に行くにつれて色を薄くすることによって、奥行きを出しています。
空をグラデーションにします。
解説イラストの打ち方は、メッシュ技法、あるいはグラデーション技法とも呼ぶそうです。
空、影をつける際などに使用できるテクニックとのことです。
仕上げで主線の黒色を塗ります。この仕上げ処理は、場合によってしなくてもよいとのことです。
端午の節句の鯉のぼりイラストの完成です!
ドットピクト
ドットピクトは、スマホやタブレットでかんたんにドット絵が作れるアプリケーションです。
指でペン先が隠れない、オートセーブ、SNSサービスへの作品共有もできるとのことです。
ご興味がお有りの方は、ぜひアプリケーションをインストールしてみて下さい。
まとめ
鯉のぼりの描き方を知ることができました。こどもの日のイラストを描きたい!スマートフォンを使用して、ドット絵のイラスト制作をしたいと思っていらっしゃる方は、かぶとやさんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、かぶとやさんのTwitterとBOOTHをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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