和服とはまた違った良さがある「西洋の服」。西洋の服は、時代ごとにどのように変わっていったのだろう?
そこで今回は、西洋の服(18〜19世紀、男性)をTwitterにまとめていらっしゃった、さかきさん(@sakakir)の解説イラストから、西洋の服を描く際のポイントを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「さかきさん 西洋の服」Twitter 「さかきさん 18〜19世紀、男性服のシルエット変化」
西洋の服(18〜19世紀、男性)
西洋の服の魅力
![西洋の服の描き方1](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/31212940/1-min24.jpg)
西洋の服の魅力的なポイントを挙げています。
・コートの襟がやたら大きい
・前が短いコートは最高
・ベストを下からお洒落にチラ見せする
・コートのしっぽ、ひざ下パンツとロングブーツのゾーン
・背面の切れ込みとタックがよい
![西洋の服の描き方2](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/31212946/2-min23.jpg)
・シャツの襟を立てた上からぐるぐると巻いてある
・シャツの前たての部分にもレースが付いており、顔まわりのボリュームがすごい
西洋の服の変化
![西洋の服の描き方3](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/31212952/3-min21.jpg)
続いては、18〜19世紀の男性服のシルエット変化について見ていきましょう。
![西洋の服の描き方4](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/31212958/4-min18.jpg)
18世紀 初期
全体のシルエットが大きく見えるデザインの服装です。
服の袖からシャツが大きく見えていたり、ハイヒールが可愛いのが特徴です。
18世紀 中期
体のラインが出ており、メリハリがついています。
レイヤードは短くなって、キュロットの裾に靴下を被せているのもポイントです。
18世紀 後期
レイヤードは現代のベストほどの長さになりました。
体に沿った生地の服なので、繊細に見えますね。
![西洋の服の描き方5](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/31213003/5-min15.jpg)
19世紀 初期
襟が大きくなり、軍服のような印象が出ています。
コートの前が短くなって、アクティブな感じもします。
復古王政あたり
王政の復活とともに、ゴージャス系のお洒落も戻ってきました。
ウエストはより強調され、ズボンは長くなりました。
ヴィクトリアン
体の線の強調は少なくなり、コートの裾も短くなってきました。
現代人を思わせるスラックスが格好よいですね。
まとめ
西洋の服の魅力的なポイントや、時代ごとの服の違いを知ることができました。日本の服装には馴染みがあると思いますが、18〜19世紀の西洋の服装でキャラクターイラストを描いてみるのも面白いと思います。
最後に、さかきさんのTwitterとPixivをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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