パソコンを使用している人にはお馴染みのファイル形式の「透過PNG」と「JPEG」。イラストを投稿する際は、透過PNGとJPEGのどちらの形式が適しているのだろう?
そこで今回は、透過PNGとJPEGの解説をTwitterにまとめていらっしゃった、シャポコさんの解説イラストから、透過PNGとJPEGの詳細を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「シャポコさん 透過PNGとJPEG どっちで投稿する?」透過PNGとJPEG
透過PNGとJPEGの違いについて
透過PNGとJPEGの得意とするイラスト、不得意とするイラストを理解して、自分の絵に適した画像形式で気持ちよく見てもらいましょう!
PNGが得意とするイラスト
PNGは可逆圧縮と呼ばれ、ノイズや滲みは全く発生しませんが、容量は大きくなりがちとのことです。
ビビッドな色使いの絵
JPEGの「赤が滲む、青・緑系が得意」という内容は、ツール設定等に依り、変わる可能性があるとのことです。
「ビビッドな色使いならPNGが適する」ということを覚えておきましょう。
アニメ塗りや背景なしの絵
JPEGは色の境界付近で特に強いノイズが発生して汚くなってしまいます。
アニメ塗りや背景なしの絵はノイズが目立ちやすく、このタイプの絵はPNGにしても容量はあまり大きくならないとのことです。
線画・モノクロマンガ
ペンの繊細なタッチを見せるには、滲みやノイズがないPNGの方が適しています。
PNGでも容量はそれほど大きくなりませんが、トーンを多用すると容量が大きくなってしまうこともあるとのことです。
JPEGが得意とするイラスト
JPEGは不可逆圧縮と呼ばれ、ノイズや滲みが発生します。
写真の圧縮に適しているとのことです。
柔らかなタッチの絵
JPEGは柔らかな色の変化や筆使いを表現するのが得意です。
このタイプの絵はノイズがほとんど分からないので、ファイルサイズを小さくした方が効果が大きくなるとのことです。
情報量の多い絵
細かく描き込んだ絵はPNGだと容量が大きくなりやすく、Twitterだと投稿ができない場合もあります。
画素数を落とすのが惜しい場合は、JPEGにしましょう。
青・緑系が中心の絵
水中、青空、森の中の絵など、青系や緑系が画面いっぱいに描かれている絵であれば、JPEGでもそれほどノイズは目立たないとのことです。
まとめ
様々なイラストが、透過PNGとJPEGのどちらの形式に適しているのかを知ることができました。今回作成したイラストは細かくて情報量が多くなってしまったけれど、透過PNGとJPEGのどちらの形式にすればよいのだろう?そんな時は、シャポコさんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、シャポコさんのTwitterをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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