西洋絵画には様々なアイテム・シンボルが登場しますが、何を象徴しているのかご存知でしょうか?シンボルの持つ意味を知っておくと、絵画の鑑賞がより楽しくなり、イラストの表現も深まると思います。
そこで今回は、西洋絵画のアイテム・シンボルをTwitterにまとめていらっしゃった、れーべさんの解説イラストから、シンボルが持つ意味を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
※西洋絵画のアイテム一覧は、「アイテムで読み解く西洋名画(佐藤晃子/山川出版)」を引用したものです。
※解説は、「イメージシンボル事典(アト・ド・フリース著/山下主一郎主幹/大修整館書店)」を参考にしています。
この記事の目次
西洋絵画のアイテム・シンボルの意味
百合
・権力
・純潔
・慈悲
薔薇
・美しさ
・純潔
・この世のむなしさ、はかなさ
林檎(りんご)
・禁断の果実
・罪(原罪)
さくらんぼ
・受難
・犠牲
・堕落
柘榴(ざくろ)
・多産
・繁栄
・不死→死と復活
いちじく
・禁断の果実
・罪(原罪)
葡萄(ぶどう)
・犠牲(イエスの血)
・陶酔
・秋
カーネーション
・慈愛
・婚約
オリーブ
・平和
・知恵と武芸のミネルヴァ
・百合の代用
シュロ(またはナツメヤシなど)
・殉教者
・聖母の死
糸杉(いとすぎ)
・死
他にも、動物・静物にも、様々な意味が込められているとのことです。
また、こうしたアイテムやシンボルから絵画を研究する学問として、図像学などがあります。そちらで調べると、さらに、様々なアイテムやシンボルの意味や解釈を知ることができます!
まとめ
西洋絵画のアイテム・シンボルの意味を知ることができました。植物のシンボルを用いて、意味を暗示させた西洋絵画風のイラストを描きたい。そんな時は、れーべさんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、れーべさんのTwitterをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
れーべさんのTwitterはこちら