RPGゲームなどではお馴染みの「兜」。かっこいい兜を描いてみたいけど、形が難しくて、悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、兜の描き方をTwitterにまとめていらっしゃった、白波瀬あひるさんの解説イラストから、兜の描き方を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
※解説イラストと本記事の文言で、「額当(ひたいあて)」と記載している部分がありますが、時代の移り変わりで、甲冑のデザインによっては、使われていない場合があります。
また、甲冑の形状によっては「眉庇(まびさし)」という名称になっております。
説明するにあたって、「額当」という名称を使用させていただきましたが、一般的には「眉庇」の方が知られていると思われます。
兜の描き方
それでは、あひる流、兜の描き方を見ていきましょう!
①額当と面頬を考える
まず、視界と通気孔を確保するため、額当(ひたいあて)と面頬(めんぽう)を考えます。
額当と面頬の間の視界、面頰のすき間の通気を考えて、形状を決めています。
ちなみに、解説イラストの額当の上の部分の出っ張りは、鶏冠(とさか)と呼ぶ、とのことです。
②デザインや肉付けをする
続いて、兜のデザインや肉付けを行います。
モチーフなどがあると、やりやすい、とのことです。
額当や面頬に模様を入れたり、ふさふさした装飾をつけましょう。
解説例①では、鳥をモチーフにした白銀騎士。
解説例②では、馬モチーフの兜を描かれていらっしゃいます。
皆さんも、自由に兜をデザインしてみましょう!
他の甲冑
甲冑には様々な形があるので、デザインの基盤として、参考にするのもあり、とのことです。グレートヘルムや、バシネットなどの形から兜をアレンジしていくのも、面白そうですね!
まとめ
兜の描き方の手順を知ることができました。何も考えずに、兜の複雑な形を描いていったら、変な形状の兜が出来上がってしまった…。そんな時は、白波瀬あひるさんの解説イラストを参考に、額当や面頬を考慮したり、デザインや肉付けの方法を考えてみて下さい。
最後に、白波瀬あひるさんのTwitterとホームページをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿されていらっしゃり、イラストレーターとしてもご活躍されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
白波瀬あひるさんのTwitterはこちら白波瀬あひるさんのホームページはこちら