日常的に使用されていたり、キャラクターのイラストでもよく見かける「メガネ」。メガネのレンズやフレームには様々な種類があるので、イラストで描く際に、迷ってしまうことも多いと思います。
そこで今回は、メガネの解説をTwitterにまとめていらっしゃった、鯖井さんの解説イラストから、メガネについて学んでいきましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「鯖井さん メガネの解説」Twitter 「鯖井さん メガネの解説2」
メガネの種類
メガネの形
まずは、メガネの形について見ていきましょう。
ラウンド、ウェリントン、ボストンなど、様々な形状があります。
メガネの各形状は、イラストでよく見かけるもの、現実でよく見るものなど、マーク付けがされているので、イラストを描く際の参考にしましょう。
メガネのフレーム
メガネのフレームにも、様々な形状が存在しています。
フルリム、ハーフリム、アンダーリム、ツーポイントと、各フレームの特徴をまとめていらっしゃいます。
また、プラスチックのメガネには、プラフレームに鼻当てがついていて、メタルフレームには、パッドフレームに鼻当てがついています。
イラストで描く際のメガネ
イラストでのメガネの見え方です。
横からのメガネを書く際には、左の解説イラストのように、鼻元の空間を意識して描きましょう。
右の解説イラストのように描くと、ゴーグルをかけているように見えてしまいます。
鯖井さんのメガネ例
鯖井さんによる、メガネ例の解説イラストです。
オーバル型フルリム、ラウンド型フルリムを身につけているキャラクターを描かれていらっしゃいます。
さらに、オーバル型ツーポイント、フォックス型フルリム、レキシントン型ハーフリムと、まとめていらっしゃいます。
どのメガネキャラクターもメガネの個性とマッチしていて、ばっちり決まってますね!皆さんもお好きなメガネの形状に合わせて、メガネキャラクターを、ぜひ描いてみて下さい!
アンダーリムは実在している
メガネのフレームの説明で、アンダーリムは現実で見ないと書きましたが、現実に存在していないわけではなく、二次元と比べて、現実ではあまり見かけないとのことです。
続いて、何故、アンダーリムを見かけないのか?を見ていきましょう。
イラストにおけるアンダーリムは、目がとにかく描き込みやすく、つぶれないという利点があります。キャラクターを生かしたメガネのプラスが可能なので、イラストとしてよく栄えるとのことです。
現実でよく見かけるハーフリムですが、目にかぶるので、あまりイラストとしては用いられないとのこと。
イラストでよく使われるアンダーリムですが、何故、現実では少数なのでしょうか?
①大手のフルリムより種類が少ない
ファンの数に対して、フルリムより開発種数が少なく、選択範囲が狭い、とのことです。
②合わせるのがとにかく難しい
視線がリムのある下に行くので、老けて見えたり、レンズの厚みが直に出て、重たく見えるというデメリットが挙げられます。知的でさわやかな印象を与える反面、現実で着用するには少しレベルが高い、とのことです。
アンダーリムが似合う人は、どのような人なのでしょうか?
・面長、卵顔、三角顔
・色白
の人が似合うと言われています。
現実ではあまり見かけないアンダーリムですが、知的なイメージを出すことができ、かっこいいので、皆さんもアンダーリムのキャラクターをぜひ描いてみて下さい!
まとめ
メガネの形、フレームの形、各々の特徴が学べたと思います。メガネキャラクターを描きたいのだけど、イメージ通りのレンズの形状やフレームはないだろうか。アンダーリムが似合うのは、どんなキャラクターなのだろう。メガネについて資料をお探しの方は、鯖井さんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、鯖井さんのTwitterをご紹介します。他にも素敵な作品をご投稿されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
鯖井さんのTwitterはこちら