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イラストの塗り方の種類は?塗り方で雰囲気がガラリと変わる

更新日:2018.06.07
アナログ絵の塗り方

イラストは塗り方や画材の種類によって、同じ構図でもまったく違う印象に仕上がります。今回は基本の画材の種類から、イラストのイメージに合わせた塗り方を紹介します。ポイントをおさえてイラストを楽しく彩りましょう。


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アナログ絵の塗り方の種類は?

イラストを彩る画材の種類はいくつかありますが、塗り方の基本から学ぶのであれば『水彩絵の具・色鉛筆・コピック』の3つから始めてみましょう。


水彩絵の具で塗る

水彩絵の具

鮮やかなものから透明感のあるものまで、さまざまな表現ができる『水彩絵の具』は、色を塗る定番の画材です。水彩絵の具を使うのに必要な道具も一緒にそろえましょう。

  • 水彩絵の具
  • 筆洗
  • パレット

何も持っていない方には、一通り道具がそろっている『絵の具セット』がおすすめです。また、先が丸いラウンド筆や平らな平筆を、太さ違いで数種類そろえると、塗る場所に合わせて使い分けができ便利です。


色鉛筆で塗る

色鉛筆

色鉛筆には、水をはじく『油性色鉛筆』と水に溶ける『水彩色鉛筆』の2種類があります。通常の塗りなら油性色鉛筆で十分ですが、あとから水でにじませたいのであれば水彩色鉛筆を選びましょう。
また、色鉛筆は芯の硬さによって塗りの質が変わってきます。硬い芯ですと発色は薄いですが、細かい場所や柔らかなイメージにしたい場合に適しています。一方、柔らかい芯は、ベタ塗りや発色を濃くしたい場所に使います。
イラストのイメージや塗る場所によって、色鉛筆を使い分けてみましょう。


コピックで塗る

コピック

株式会社トゥーマーカープロダクツが発売している『コピック』は、鮮やかな発色と速乾性が特徴のアルコールマーカーです。滑らかな塗り心地で発色が美しく、350色以上とカラーバリエーションも豊富です。初心者からプロまで幅広く支持されています。
色選びに迷ったときは、コピックチャオの『スタート12色セット』などセット商品がおすすめです。


伝えたいイメージで塗り方を変えよう

アナログ 色鉛筆 塗り 差分

頭の中でイラストの仕上がりがイメージできていても、何となく塗っているのではうまく表現できません。まずは印象の違う複数の塗り方を覚えて、イラストのイメージに合った塗り方を選びましょう。


透明感のある絵にしたい

透明感のあるイラストには、淡い色合いと繊細なグラデーションが表現できる色鉛筆を使い、下記の手順で塗ってみましょう。

  1. 輪郭や影を濃すぎない程度に塗る
  2. ハイライトを多めに残しつつ、内側に色を重ねていく
  3. ハイライトの一部にピンクや緑を薄く入れて反射を表現する
  4. 影とのバランスをとりながら色味を調整する

また、下絵の線が濃いと透明感がなくなるので、線を薄く描いたり、あとから消しゴムで消したりなどの工夫をしましょう。デジタルのイラストを印刷して塗る場合は、線の色を薄く調整してから印刷してください。


重ね塗りで深さのある絵にしたい

発色が良く、色の重なりを表現しやすいコピックを使い、下記の手順で重ね塗りをしてみましょう。

  1. ハイライトになる部分の残し、ベースになる薄い色を塗っていく
  2. ベースが乾ききる前に濃い色を重ねていく
  3. もう1段階濃い色で影を入れ立体感を出す

コピックで色を塗る場合、薄い色の上に濃い色を重ねていくのが基本です。また、グラデーションしすぎるとぼやけた印象になりやすいので、影を濃いめに入れて適度にメリハリをつけましょう。


幻想的なイメージにしたい

幻想的で美しい塗りを表現するなら、水彩絵の具がおすすめです。下記の手順を参考に、にじみやハネを使って美しいイラストに仕上げましょう。

  1. イラストの下書きをした水彩紙をたっぷりの水でぬらす
  2. 水で薄めた水彩絵の具でにじませるように塗っていく
  3. ハイライトや影を意識しながら色を重ねる
  4. 筆で絵の具をとばす、ストローで息を吹きかけるなどしてハネや流れを表現する

濃い色に薄い色を重ねたり、実際の色とは違う配色をしてみると、より幻想的なイメージになるので思いきって挑戦してみましょう。


描く対象によって塗り方を変える方法

色鉛筆 イラスト

イラストの塗り方はイメージだけでなく、描く対象によっても使い分けができます。まずはイラストに多い、人物・風景・動物の3つの塗り方を覚えましょう。


人を描く場合

人のイラストを塗る場合は、重ね塗りの方法をベースに、ハイライトや影を意識した立体感のある塗り方をしていきます。肌を塗るときは、ベースとなる薄い肌色・メインの肌色・影になる濃いめの色を順番に重ねていきます。濃いめの肌色を使うと力強いイメージに、薄い色合いの肌色を使うと柔らかなイメージに仕上がります。

髪と服も肌と同様に、薄い色から濃い色を順に重ね、ハイライトと影で立体感を出しましょう。


風景を描く場合

豊かな自然や美しい街並みの風景イラストは、水彩絵の具で柔らかく優しい雰囲気を表現します。
まずは、面積が大きい空から塗っていきます。水をたっぷり含ませた薄いベースの色を空一面に塗っていき、乾ききる前に白や青の絵の具をにじませて青い空を表現しましょう。
あとは色のにじみを使いながら、奥から手前へ流れるように塗っていきます。同じ山や木でも、にじみを使って色味を少しずつ変えていくとより深みが増します。仕上げに手前の風景を細かく塗れば、美しい風景画のできあがりです。


動物を描く場合

繊細な毛の描写が難しい動物は、色鉛筆を使って細かく塗っていき、リアルな質感を表現しましょう。
まずはベースになる色を毛の流れにそって、線を描くように塗ります。だいたいの塗りができたら、同系統の色を使い、さらに毛を描きながら塗っていきます。
毛はすべて一定方向に塗ると不自然になるので、毛先を散らす感覚で塗っていくとリアルに表現できます。また、ハイライトが少ない場合は、消しゴムで消しこんだり、白い絵の具を重ねたりしてハッキリさせましょう。


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まとめ

イラストに色を塗る場合は、目的に合った画材と塗り方を選ぶことが大切です。基本の塗り方をしっかり覚えることで、自分好みのイメージに仕上げることができます。慣れてきたら基本の塗り方を応用して、違うイメージのイラストに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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